[一条工務店]後悔しない収納計画
家づくりを考えるとき、「収納はたくさんあれば便利」と思いがちです。
私もその一人でした。
しかし、実際に住んでみると「ただ広いだけ」「多いだけ」の収納では意味がないと思い知りました。
ここでは、一条工務店で実際に暮らしてわかった収納計画の後悔ポイントと、やってよかったことをリアルにお伝えします。
\家づくりを考えはじめたら/
当初の収納計画と理想
家づくりの打ち合わせ当初

とにかく大きな収納がほしい!!
と考えていました。
ウォークインクローゼット(WIC)や、キッチンの自在棚など、ネットを見ていいなと憧れがありました。
理想は「モノを見せずにスッキリ暮らす」こと。
しかし、使い勝手を想像しながら収納も計画しないと無駄なスペースになってしまいました。
後悔ポイント
実際の後悔ポイントを紹介します。
キッチンの自在棚の位置
キッチン奥に設置した自在棚。
設計当初は
「調味料や食品ストックを置けば便利」
と考えていましたが、実際には奥に配置したことで使い勝手が悪くなりました。
自在棚下にゴミ箱を設けたことにより、リビングからゴミを捨てに行くにも遠いし、食品のストックを置くのに奥行きが90cmあると余分なスペースができてしまう。
何しろ、カップボードを180cmのものを採用したため、食器類以外にも食品のストックを収納することができます。
家族4人いずれ食器類がもう少し増えたとしても、収納としては十分です。
冷蔵庫を1番奥にして、手前に自在棚を置く
食品以外の日用品や文房具などの収納に活用
ゴミ捨ての動線〇
来客時もロールスクリーンで安心(これは今も変わらずですが、、)
和室の押入れの奥行き
和室には90cmの奥行きがある押入れを作りました。
布団を収納するには便利ですが、普段使いの物をしまうには奥が深すぎて取り出しにくいです。
(布団を収納することは今のところなく、こどものおもちゃがメイン)
廊下側と和室側、半分に分ける
それぞれ45cmずつの自在棚にする(用途に応じて高さを変更できる)
引き戸、折れ戸は使い勝手が悪い(いちいち開け閉めが面倒くさい)
来客時や隠したい時のみ使えるロールスクリーンを使用
こうすれば、もっと使いやすかったと感じています。
子ども部屋のクローゼット



災害時にはクローゼットのほうが安全でオススメですよ!
という話を聞いて、子ども部屋にもクローゼットを設けました。
しかし、押入れ同様、実際には使い勝手がいまいち。
成長とともに収納する物が変わる子ども部屋には、自在棚+ロールスクリーンにしておけば、柔軟にレイアウトを変えられたのではと後悔しています。
ウォークインクローゼット(WIC)
わが家は2階にウォークインクローゼットを採用。
念願のウォークインクローゼットで使い勝手は悪くないのですが、できれば1階に欲しかった。。というのが本音です。
また、ウォークインクローゼットの形も決まっていて、「コの字」
コの字部分の棚が2枚重なるところはいまいちデッドスペースでもったいないなと感じます。
やってよかった収納ポイント
もちろん、満足している収納もあります!
キッズカウンターのリビング収納
リビングに採用したキッズカウンターの下は、子どものおもちゃや文房具、書類などの収納に大活躍。
散らかりがちなリビングがスッキリ保てています。



子どもが自分で片付けられる高さで、自分で出し入れしてくれるので助かります。
階段下収納
階段下のスペースを活用した収納は、キッチン側・脱衣洗面側の両方に配置。
キッチン側は非常食や日用品、脱衣洗面側はタオルや洗剤置き場として大活躍しています。


これから収納計画を考える人へアドバイス
収納は「大きさ」ではなく「場所」と「動線」がすべてです。
「どこで・誰が・どう使うか」を具体的に自分たちのライフスタイルに合わせて想像することが大切だと実感しました。
これから家を建てる方やリフォームを考えている方は、ぜひ「未来の生活」をイメージして、自分たちにぴったりの収納計画を立ててくださいね!
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